ちょっとした心遣い |
昨日、銀座にある「書店ブックファースト」に本を求めに行きました。
この書店は銀座4丁目の交差点の近くの銀座コアビル6階にあります。
ワンフロア全体が書店という広い売場にもかかわらず
落ち着いた雰囲気がある本屋さんです。
幅広いジャンルの品揃えが特徴ですが、
とくに写真集やデザイン書、インテリア関連書籍が充実しています。
さて、ここで月刊誌を一冊購入してお金を払い、
領収書をお願いしたときのことです。
レジのスタッフは、会社名を尋ね、手元の紙に書いて確認しました。
領収書に自分の印を押したときに、その紙で印をそっと押さえて、
インクが他に移らないようにしてくれました。
ビニールの袋に月刊誌を入れてセロテープで留めてくれたのですが、
セロテープの端を返して留めてあり、後ではがしやすくなっていました。
クエストリーでは、サービスは
「小さな心配りと思いやりの積み重ね」といっています。
現場に小さなサービスが積みあがっている店は気持ちがいいですね。

テープの端がはがしやすいようにしてあります。
この書店は銀座4丁目の交差点の近くの銀座コアビル6階にあります。
ワンフロア全体が書店という広い売場にもかかわらず
落ち着いた雰囲気がある本屋さんです。
幅広いジャンルの品揃えが特徴ですが、
とくに写真集やデザイン書、インテリア関連書籍が充実しています。
さて、ここで月刊誌を一冊購入してお金を払い、
領収書をお願いしたときのことです。
レジのスタッフは、会社名を尋ね、手元の紙に書いて確認しました。
領収書に自分の印を押したときに、その紙で印をそっと押さえて、
インクが他に移らないようにしてくれました。
ビニールの袋に月刊誌を入れてセロテープで留めてくれたのですが、
セロテープの端を返して留めてあり、後ではがしやすくなっていました。
クエストリーでは、サービスは
「小さな心配りと思いやりの積み重ね」といっています。
現場に小さなサービスが積みあがっている店は気持ちがいいですね。

テープの端がはがしやすいようにしてあります。
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空港のターンテーブルの荷物 |
モノを手に入れても、幸せを実感できない時代 |
7月10日に「本当にモノが売れないでしょうか」ということを書きました。
今回はその続きです。
以前は、モノを手に入れること、モノが多いことが幸せをはかる物差しでした。
モノを手に入れることにより、幸せを実感できたのです。
この時代は、大量生産、大量消費ということが通用したのです。
求められた経営センスは、どこよりも早く、売れ筋を大量に集め、
広告・販促を大量に打つというものでした。
しかし、いまはこの手法は効果がなくなってきています。
いまは、モノがあふれ、必要なものは揃ってしまった時代です。
モノが豊かになると、消費者はモノは欲しくないと感じています。
モノがあふれ、豊かになった消費者は満腹状態です。
だから、欲しくないものは売れません。
モノを買ってもらうためには、いままでのやり方では通用しません。
さらに、原油、原材料の高騰により、
消費者の諸費マインドが急速に冷え込んでいるのですから、
本当に売れません。
それではどうしたらいいかというと、
欲しいという感情を創り出していくしかありません。
何か欲しいという気持ちにさせるには、感情に訴えることです。
もっと簡単にいいますと、
ドキドキ、ワクワクした気持ちになっていただくということです。
心が揺さぶられたときに、欲しいという気持ちが生まれます。
モノの機能や価格をいくら説明してもドキドキ、ワクワクしません。
モノが持っているバックストーリーを語ることがひとつの方法です。
これが「物語マーケティング」という手法です。
もうひとつは、モノとの出逢いや使用した経験を語ることです。
これが「体験型プロモーション」という手法です。
物語と体験の組み合わせは、パワーがあります。
消費者の感情に働きかけ、心を揺さぶり、
それを再現するモノが欲しいというプロセスを作り出します。
いま話題の「iPhone」もアップル社の持っているエンターテインメント性、
スティーブ・ジョブズの生み出すものは革新的という
物語が消費者の頭の中に刻み込まれているからだと思う。
今回はその続きです。
以前は、モノを手に入れること、モノが多いことが幸せをはかる物差しでした。
モノを手に入れることにより、幸せを実感できたのです。
この時代は、大量生産、大量消費ということが通用したのです。
求められた経営センスは、どこよりも早く、売れ筋を大量に集め、
広告・販促を大量に打つというものでした。
しかし、いまはこの手法は効果がなくなってきています。
いまは、モノがあふれ、必要なものは揃ってしまった時代です。
モノが豊かになると、消費者はモノは欲しくないと感じています。
モノがあふれ、豊かになった消費者は満腹状態です。
だから、欲しくないものは売れません。
モノを買ってもらうためには、いままでのやり方では通用しません。
さらに、原油、原材料の高騰により、
消費者の諸費マインドが急速に冷え込んでいるのですから、
本当に売れません。
それではどうしたらいいかというと、
欲しいという感情を創り出していくしかありません。
何か欲しいという気持ちにさせるには、感情に訴えることです。
もっと簡単にいいますと、
ドキドキ、ワクワクした気持ちになっていただくということです。
心が揺さぶられたときに、欲しいという気持ちが生まれます。
モノの機能や価格をいくら説明してもドキドキ、ワクワクしません。
モノが持っているバックストーリーを語ることがひとつの方法です。
これが「物語マーケティング」という手法です。
もうひとつは、モノとの出逢いや使用した経験を語ることです。
これが「体験型プロモーション」という手法です。
物語と体験の組み合わせは、パワーがあります。
消費者の感情に働きかけ、心を揺さぶり、
それを再現するモノが欲しいというプロセスを作り出します。
いま話題の「iPhone」もアップル社の持っているエンターテインメント性、
スティーブ・ジョブズの生み出すものは革新的という
物語が消費者の頭の中に刻み込まれているからだと思う。
本当にモノが売れないのでしょうか? |
モノが売れない時代だといわれます。
現実に多くの店が苦戦をしています。なぜでしょうか。
このポイントをきちんとつかまえなくて、
あの手この手を打ってもどれも結果を出せずに終わってしまいます。
その繰り返しに疲弊してしまっている店が少なくありません。
消費が冷え込んでいるといわれますが、本当でしょうか。
お客様の声に耳を傾けてみますと、
モノを買いたくないわけではないという声が返ってきます。
以前のように価値や意味を見出せない買い物はしたくないということです。
私をアッといわせるすごいモノを見せて欲しい
私の生活を変えるような提案をして欲しい
私のこだわりを存分に満たして欲しい………
そういうお客様の声が聞こえてきます。
しかし現実は、同じような商品を、同じような売り方で、同じような伝え方で
いままで取り組んでいるだけではないでしょうか。
これまでと同じような刺激では満足しないのです。
満足しないから消費に結びつきません。
お客様はいろいろな情報を検索し、店に足を運び、商品に目を通し、
自分だけの価値、意味、こだわりに気がつくきっかけを探しているのです。
そのきっかけを店が発信していくことがいま一番重要なことです。
現実に多くの店が苦戦をしています。なぜでしょうか。
このポイントをきちんとつかまえなくて、
あの手この手を打ってもどれも結果を出せずに終わってしまいます。
その繰り返しに疲弊してしまっている店が少なくありません。
消費が冷え込んでいるといわれますが、本当でしょうか。
お客様の声に耳を傾けてみますと、
モノを買いたくないわけではないという声が返ってきます。
以前のように価値や意味を見出せない買い物はしたくないということです。
私をアッといわせるすごいモノを見せて欲しい
私の生活を変えるような提案をして欲しい
私のこだわりを存分に満たして欲しい………
そういうお客様の声が聞こえてきます。
しかし現実は、同じような商品を、同じような売り方で、同じような伝え方で
いままで取り組んでいるだけではないでしょうか。
これまでと同じような刺激では満足しないのです。
満足しないから消費に結びつきません。
お客様はいろいろな情報を検索し、店に足を運び、商品に目を通し、
自分だけの価値、意味、こだわりに気がつくきっかけを探しているのです。
そのきっかけを店が発信していくことがいま一番重要なことです。
事業に失敗するこつ |
食の安全が問われる中、
お弁当の宅配サービスでサラリーマンやOLの支持を得ている
玉子屋という会社があります。
一日7万食を配達し、いまやグループ全体で年商72億円だそうです。
この会社の経営理念がちょっと変わっています。
先行きの見えない時代にこそ、
大事なことだと思いますので紹介します。
なかなか考えさせられますねえ。
事業に失敗するこつ
①旧来の方法が一番良いと信じていること
②もちはもち屋だとうぬぼれていること
③ひまがないといって本を読まないこと
④どうにかなると考えていること
⑤稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折ること
⑥良いものはだまっていても売れると安心していること
⑦高い給料は出せないといって人を安く使うこと
⑧支払いは延ばすほうが得だとなるべく支払わぬ工夫をすること
⑨機械は高いと言って人を使うこと
⑩お客は我がまま過ぎると考えること
⑪商売人は人情は禁物だと考えること
⑫そんなことは出来ないと改善せぬこと
お弁当の宅配サービスでサラリーマンやOLの支持を得ている
玉子屋という会社があります。
一日7万食を配達し、いまやグループ全体で年商72億円だそうです。
この会社の経営理念がちょっと変わっています。
先行きの見えない時代にこそ、
大事なことだと思いますので紹介します。
なかなか考えさせられますねえ。
事業に失敗するこつ
①旧来の方法が一番良いと信じていること
②もちはもち屋だとうぬぼれていること
③ひまがないといって本を読まないこと
④どうにかなると考えていること
⑤稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折ること
⑥良いものはだまっていても売れると安心していること
⑦高い給料は出せないといって人を安く使うこと
⑧支払いは延ばすほうが得だとなるべく支払わぬ工夫をすること
⑨機械は高いと言って人を使うこと
⑩お客は我がまま過ぎると考えること
⑪商売人は人情は禁物だと考えること
⑫そんなことは出来ないと改善せぬこと