有楽町の超繁盛店“新日の基”をご存知ですか? |
毎月1度、土曜日の午後、クエストリーのメンバーの金田、岡本と、会社のミッションや方向性を話し合う戦略ミーティングを行っています。ミーティングを終えて、必ず行くのが有楽町のガード下にある居酒屋“新日の基”です。ガード下の特有のちょっとレトロな雰囲気の居酒屋さんですが、実はここが超繁盛店なんです。
この日もミーティングを終えて、3人で銀座をぶらぶらとショップクリニックをし、7時頃に新日の基に入りました。お店は中2階と半地下にフロアが分かれていて、いつもは中2階に行くのですが、この日は貸し切りで仕方なく、半地下のフロアへ。この新日の基、とにかく繁盛しています。この日も、土曜日にもかかわらず、徐々にお客さんが入り始め、9時頃にはほぼ満席状態でした。

外国人いっぱい、満席状態の店内
店内はよくある居酒屋さんですが、この店の特徴は、築地から仕入れた新鮮な魚を始めとして、お酒のつまみがおいしいこと、そして安いことです。たらふく食べて、飲んで、3人で1万円とちょっとでした。
これだけですと、似たような店はたくさんあるのですが、この店にはもうひとつ特徴があります。それは外国人のお客さんがとにかく多いことです。店の入ると背の高いスキンヘッドの外人さんがいます。この人が店長のアンディさん(よく見ると店名の新日の基の下に“Andy's ・アンディズ”と入っていました)”。他のスタッフもアジア系の外人さんです。その関係からか、いついっても外国人客(特に欧米人が目立ちます)が多い。気がつくと、半分ぐらいが外国人という時もあります。
数ヶ国語が飛び交い、ギネスビールのドラフトもおいてあり、どこか外国のパブで飲んでいるような錯覚を覚えます。アンディさんとレジの近くで話したり、仲間とハグする様子も居酒屋らしからぬ雰囲気を作っている要素かもしれません。他の店にはないこの店ならではの独自性です。
ショップブランディングを仕事にしているので、どうしてもコンサルティングの視点で見てしますが、ブランディングには独自性が必要ということを実証しているような店ですね。
新日の基(しんひのもと)
住所:東京都千代田区有楽町2-4-4 電話:03-3214-8021
営業時間:17:00~23:45 年中無休
※隣に日の基という店があります。どうも姉妹店らしい。両店とも入り ましたが、個人的には“新日の基”をお勧めいたします。
この日もミーティングを終えて、3人で銀座をぶらぶらとショップクリニックをし、7時頃に新日の基に入りました。お店は中2階と半地下にフロアが分かれていて、いつもは中2階に行くのですが、この日は貸し切りで仕方なく、半地下のフロアへ。この新日の基、とにかく繁盛しています。この日も、土曜日にもかかわらず、徐々にお客さんが入り始め、9時頃にはほぼ満席状態でした。

外国人いっぱい、満席状態の店内
店内はよくある居酒屋さんですが、この店の特徴は、築地から仕入れた新鮮な魚を始めとして、お酒のつまみがおいしいこと、そして安いことです。たらふく食べて、飲んで、3人で1万円とちょっとでした。
これだけですと、似たような店はたくさんあるのですが、この店にはもうひとつ特徴があります。それは外国人のお客さんがとにかく多いことです。店の入ると背の高いスキンヘッドの外人さんがいます。この人が店長のアンディさん(よく見ると店名の新日の基の下に“Andy's ・アンディズ”と入っていました)”。他のスタッフもアジア系の外人さんです。その関係からか、いついっても外国人客(特に欧米人が目立ちます)が多い。気がつくと、半分ぐらいが外国人という時もあります。
数ヶ国語が飛び交い、ギネスビールのドラフトもおいてあり、どこか外国のパブで飲んでいるような錯覚を覚えます。アンディさんとレジの近くで話したり、仲間とハグする様子も居酒屋らしからぬ雰囲気を作っている要素かもしれません。他の店にはないこの店ならではの独自性です。
ショップブランディングを仕事にしているので、どうしてもコンサルティングの視点で見てしますが、ブランディングには独自性が必要ということを実証しているような店ですね。
新日の基(しんひのもと)
住所:東京都千代田区有楽町2-4-4 電話:03-3214-8021
営業時間:17:00~23:45 年中無休
※隣に日の基という店があります。どうも姉妹店らしい。両店とも入り ましたが、個人的には“新日の基”をお勧めいたします。
スポンサーサイト
シェルカメオ作家、アニエッロ・ペルニーチェさんと食事をする。 |
6月17日にイタリアのシェルカメオ作家、アニエッロ・ペルニーチェさんが来日しました。先日カメオ作家のサルバトーレ・ペルーソさんと東京でお会いし、食事をごいっしょしたことをこのブログに書きましたが、ペルニーチェさんは、ペルーソさんのお師匠さんであり、叔父さんにあたる方です。独特の美しさを持つ、女性を彫ったカメオの作品は、実に上品でペルニーチェスタイルと呼ばれています。
今回の来日は、群馬と東京で開催される展示会に出展するためだそうです。僕らも9月に3店舗で展示会をプロデュースすることになっており、その打ち合わせのために18日に会社にお越しいただきました。3店舗のうちの1店の方とプロモーションのための対談を行うためです。ペルニーチェさんは長旅の疲れも見せず、いつも通りにこやかです。頭が下がります。
ペルニーチェさんと初めてお会いしたのは、もう10年ほど前です。その後、お取引先の1社がペルニーチェさんの商品を熱心に取り扱っている関係から、僕もお取引先の方といっしょにイタリアのナポリの南にあるトーレ・デル・グレコの工房まで訪ねていきました。昨年は、クエストリーのメンバーの金田がトーレ・デル・グレコを訪問し、大変お世話になりました。

2005年にトーレデルグレコを訪問したときに
カメオ作家といっしょに
さて、お昼前に会社で大まかな対談を済ませ、続きは会社の近くにあるレストラン“ル・グランブル”に移動し、ランチをいただくことになりました。ちなみに、この“ル・グランブル”は、ちょっとわかりにくい場所にあるのですが、シェフの野部さんという方は、コートドール、トゥール・ダルジャン、タイユバンと名だたる店で研鑽を積んだ方らしく、とてもおいしい食事をいただける店です。

いつもおしゃれなペルニーチェさん
ペルニーチェさんとお会いしていつも感じることは、一流のカメオ作家であるにもかかわらず、実に謙虚ということです。穏やかな話し方で、誠実に対応してくれます。この日もカメオの製作のこと、日本の印象のことなどをていねいに語ってくれました。
19~22日までの4日間の展示会があるとのことで、次回は9月にまたお会いしましょうといって分かれたのですが、21日の宿泊が、僕が泊まっていたホテルと同じだった関係で、成田に向かう前にホテルのロビーでお会いすることが出来ました。展示会の疲れも見せず、お元気でした。

会社にお越しいただいたときにカメオを見せていただきました。
今回の来日は、群馬と東京で開催される展示会に出展するためだそうです。僕らも9月に3店舗で展示会をプロデュースすることになっており、その打ち合わせのために18日に会社にお越しいただきました。3店舗のうちの1店の方とプロモーションのための対談を行うためです。ペルニーチェさんは長旅の疲れも見せず、いつも通りにこやかです。頭が下がります。
ペルニーチェさんと初めてお会いしたのは、もう10年ほど前です。その後、お取引先の1社がペルニーチェさんの商品を熱心に取り扱っている関係から、僕もお取引先の方といっしょにイタリアのナポリの南にあるトーレ・デル・グレコの工房まで訪ねていきました。昨年は、クエストリーのメンバーの金田がトーレ・デル・グレコを訪問し、大変お世話になりました。

2005年にトーレデルグレコを訪問したときに
カメオ作家といっしょに
さて、お昼前に会社で大まかな対談を済ませ、続きは会社の近くにあるレストラン“ル・グランブル”に移動し、ランチをいただくことになりました。ちなみに、この“ル・グランブル”は、ちょっとわかりにくい場所にあるのですが、シェフの野部さんという方は、コートドール、トゥール・ダルジャン、タイユバンと名だたる店で研鑽を積んだ方らしく、とてもおいしい食事をいただける店です。

いつもおしゃれなペルニーチェさん
ペルニーチェさんとお会いしていつも感じることは、一流のカメオ作家であるにもかかわらず、実に謙虚ということです。穏やかな話し方で、誠実に対応してくれます。この日もカメオの製作のこと、日本の印象のことなどをていねいに語ってくれました。
19~22日までの4日間の展示会があるとのことで、次回は9月にまたお会いしましょうといって分かれたのですが、21日の宿泊が、僕が泊まっていたホテルと同じだった関係で、成田に向かう前にホテルのロビーでお会いすることが出来ました。展示会の疲れも見せず、お元気でした。

会社にお越しいただいたときにカメオを見せていただきました。
“紫陽花”あれこれ |
紫陽花がきれいな季節ですね。梅雨入りしたのが嘘のような天気が続いていますが、紫陽花はやはり雨が似合う花ですね。
桜のときも感じましたが、紫陽花って結構街中にあるんですね。数日前に、会社の近くで見かけました。仕事で行った新宿でも咲いていました。
特別に関心がある花ではないのですが、“あじさい”という言葉の響きと“紫陽花”という漢字には好きですね。というわけで、紫陽花のことをちょっと調べてました。
“あじさい”という言葉の由来は、“藍色が集まったもの”を意味する“あづさい”が変化して“あじさい”になったそうです。漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花に名付けたものを、平安時代の学者源順がこの漢字を当てはめたことから誤って広まったということらしいですね。
あじさいの花色は土壌の酸性、アルカリ性によるものだそうです。でも、花の色が変化のあるあじさいは日本独特のものだそうです。そういえば、以前テレビの番組でグレース・ケリーの特集をやっていましたが、グレース・ケリーは日本の花の中で、とくにこの紫陽花を好きだったそうです。
そういえば、紫陽花をヨーロッパに紹介したのは、江戸時代に長崎の出島のオランダ商館医として渡来したドイツ人医師シーボルトらしいですね。シーボルトは日本のアジサイに惹かれ、アジサイ属14種の植物図とその解読を発表しています。その中で、特に花の大きい一品種に、愛人の名前、お滝をとって“オタクサ”と名づけています。
花言葉は、“移り気なこころ”だそうですが、西洋では“辛抱強い愛情”が花言葉だそうです。
知ることっておもしろいですね。いままで以上に紫陽花を身近に感じます。紫陽花の中にもいろいろな物語があるんですね。物語を軸にマーケティングを展開することを、僕らは“物語マーケティング”と呼んでいます。

築地で見かけた紫陽花

歌舞伎座の向かいにも咲いていました。

新宿の南口でも見かけました。

自宅近くで見かけた紫陽花
桜のときも感じましたが、紫陽花って結構街中にあるんですね。数日前に、会社の近くで見かけました。仕事で行った新宿でも咲いていました。
特別に関心がある花ではないのですが、“あじさい”という言葉の響きと“紫陽花”という漢字には好きですね。というわけで、紫陽花のことをちょっと調べてました。
“あじさい”という言葉の由来は、“藍色が集まったもの”を意味する“あづさい”が変化して“あじさい”になったそうです。漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花に名付けたものを、平安時代の学者源順がこの漢字を当てはめたことから誤って広まったということらしいですね。
あじさいの花色は土壌の酸性、アルカリ性によるものだそうです。でも、花の色が変化のあるあじさいは日本独特のものだそうです。そういえば、以前テレビの番組でグレース・ケリーの特集をやっていましたが、グレース・ケリーは日本の花の中で、とくにこの紫陽花を好きだったそうです。
そういえば、紫陽花をヨーロッパに紹介したのは、江戸時代に長崎の出島のオランダ商館医として渡来したドイツ人医師シーボルトらしいですね。シーボルトは日本のアジサイに惹かれ、アジサイ属14種の植物図とその解読を発表しています。その中で、特に花の大きい一品種に、愛人の名前、お滝をとって“オタクサ”と名づけています。
花言葉は、“移り気なこころ”だそうですが、西洋では“辛抱強い愛情”が花言葉だそうです。
知ることっておもしろいですね。いままで以上に紫陽花を身近に感じます。紫陽花の中にもいろいろな物語があるんですね。物語を軸にマーケティングを展開することを、僕らは“物語マーケティング”と呼んでいます。

築地で見かけた紫陽花

歌舞伎座の向かいにも咲いていました。

新宿の南口でも見かけました。

自宅近くで見かけた紫陽花
シェルカメオ作家のサルバトーレ・ペルーソさんと、 嘉多蔵で食事をする。 |
イタリア語の通訳をしている佐瀬奈緒美さんから、“カメオ作家のサルバトーレ・ペルーソさんが百貨店の仕事で6月に東京に来ます”という電話があり、いっしょに食事をする約束をしました。
サルバトーレ・ペルーソさんは、イタリアの生んだシェルカメオ作家の名匠、アニエッロ・ペルニーチェさんの甥にあたります。僕はイタリアのナポリの南にあるシェルカメオの故郷ともいえるトーレ・デル・グレコに、2000年、2005年に仕事でいきました。ペルニーチェさんとは、仕事を通じて知り合い、とても懇意にしていただいております。
ペルーソさんも同様に親しくお付き合いをさせていただいております。2005年に訪問した時には、街の中を案内していただき、ご自宅では奥様のエンザさん、お嬢さんのシルヴィアちゃんとごいっしょに食事をしました。昨年の7月から8月にかけて、エンザさんが日本を始めて訪れた時には、浅草、銀座などをご案内させていただきました。ペルニーチェさんもペルーソさんもとても誠実で本当にいい方です。
さて、6月9日の土曜日の夜、仕事を終えたペルーソさん、佐瀬さんと地下鉄の市ヶ谷駅で待ち合わせをしました。食事の場所は、市ヶ谷の外堀通り沿いにある“嘉多蔵”というお店。このお店は久しぶりですが、ていねいな料理と接客で好きな店のひとつです。といって大げさな雰囲気ではなく、気軽に入れる店です。この日は土曜日ということもあり、比較的すいていました。

落ち着いた雰囲気の嘉多蔵の店頭

店内のカウンターのコーナー、いい雰囲気です。
ペルーソさんは、昨年会った時よりもダイエットで、5キロ体重を落としたということですっきりとした印象です。早速、ビールで乾杯。すじの煮込み(ビーフシチューみたいです)、豆腐、お刺身、焼き鳥、鳥のから揚げ、つくねハンバーグ、春巻……どれもおいしく、しかもボリュームがあります。その上、安い。嘉多蔵はいいですねえ。
おいしいものを食べながら、ビールから日本酒の冷にお酒を替えて、話は盛り上がりました。最近は女性像だけでなく風景画もたくさん彫っていること、シェルの粉が怪我や美容にいいという話?、ペルニーチェさんに作品を観てもらうこととなど、カメオの話から始まり、エンザさんのこと、シルヴィアちゃんのこと、以前日本でイナゴを食べたことなど、時間の経つのもあっという間でした。

シェルカメオ作家のサルバトーレ・ペルーソさん(5キロ体重減)
僕らから、エンザさんにちょっと日本風の髪飾り、シルヴィアちゃんにはキティちゃんの髪飾り(シルヴィアちゃんは5歳でキティちゃん大好きな女の子)をプレゼント。喜んでくれるといいですね。ペルーソさんには、待ち合わせの前にいってきた仙石のこだわりの紙屋さん“紙舗・直”(この店も実におもしろい)の和紙をプレゼントしました。
お店を出ると、梅雨時のような小雨が降っていました。酔った身体には気持ちがいい。市ヶ谷の駅で、“また会おう、いっしょに仕事をしようね”といって別れました。国は違っても、気持ちが通じ合う友人がいることはいいことですね。でも、多くのジュエリーショップは、ペルニーチェさんやペルーソさんに限らずのことですが、世界にはたくさんの素晴らしい創り手がいるのに、知り合うことに熱心でないなあと感じて仕方がありません。

おいしいお酒と食べ物、そして会話で満足でした。
サルバトーレ・ペルーソさんは、イタリアの生んだシェルカメオ作家の名匠、アニエッロ・ペルニーチェさんの甥にあたります。僕はイタリアのナポリの南にあるシェルカメオの故郷ともいえるトーレ・デル・グレコに、2000年、2005年に仕事でいきました。ペルニーチェさんとは、仕事を通じて知り合い、とても懇意にしていただいております。
ペルーソさんも同様に親しくお付き合いをさせていただいております。2005年に訪問した時には、街の中を案内していただき、ご自宅では奥様のエンザさん、お嬢さんのシルヴィアちゃんとごいっしょに食事をしました。昨年の7月から8月にかけて、エンザさんが日本を始めて訪れた時には、浅草、銀座などをご案内させていただきました。ペルニーチェさんもペルーソさんもとても誠実で本当にいい方です。
さて、6月9日の土曜日の夜、仕事を終えたペルーソさん、佐瀬さんと地下鉄の市ヶ谷駅で待ち合わせをしました。食事の場所は、市ヶ谷の外堀通り沿いにある“嘉多蔵”というお店。このお店は久しぶりですが、ていねいな料理と接客で好きな店のひとつです。といって大げさな雰囲気ではなく、気軽に入れる店です。この日は土曜日ということもあり、比較的すいていました。

落ち着いた雰囲気の嘉多蔵の店頭

店内のカウンターのコーナー、いい雰囲気です。
ペルーソさんは、昨年会った時よりもダイエットで、5キロ体重を落としたということですっきりとした印象です。早速、ビールで乾杯。すじの煮込み(ビーフシチューみたいです)、豆腐、お刺身、焼き鳥、鳥のから揚げ、つくねハンバーグ、春巻……どれもおいしく、しかもボリュームがあります。その上、安い。嘉多蔵はいいですねえ。
おいしいものを食べながら、ビールから日本酒の冷にお酒を替えて、話は盛り上がりました。最近は女性像だけでなく風景画もたくさん彫っていること、シェルの粉が怪我や美容にいいという話?、ペルニーチェさんに作品を観てもらうこととなど、カメオの話から始まり、エンザさんのこと、シルヴィアちゃんのこと、以前日本でイナゴを食べたことなど、時間の経つのもあっという間でした。

シェルカメオ作家のサルバトーレ・ペルーソさん(5キロ体重減)
僕らから、エンザさんにちょっと日本風の髪飾り、シルヴィアちゃんにはキティちゃんの髪飾り(シルヴィアちゃんは5歳でキティちゃん大好きな女の子)をプレゼント。喜んでくれるといいですね。ペルーソさんには、待ち合わせの前にいってきた仙石のこだわりの紙屋さん“紙舗・直”(この店も実におもしろい)の和紙をプレゼントしました。
お店を出ると、梅雨時のような小雨が降っていました。酔った身体には気持ちがいい。市ヶ谷の駅で、“また会おう、いっしょに仕事をしようね”といって別れました。国は違っても、気持ちが通じ合う友人がいることはいいことですね。でも、多くのジュエリーショップは、ペルニーチェさんやペルーソさんに限らずのことですが、世界にはたくさんの素晴らしい創り手がいるのに、知り合うことに熱心でないなあと感じて仕方がありません。

おいしいお酒と食べ物、そして会話で満足でした。
「パッチギ!Love&Peace」を観る。 |
「パッチギ!Love&Peace」(井筒和幸監督)を、シネカノン有楽町で観ました。仕事を終えて、最終回の9時10分から観ました。6月1日の映画の日で1,000円でしたので、得した気分ですね。それにこのシネカノン有楽町という映画館は全席指定ですし、落ち着いた雰囲気で好きですね。そういえば、“フラガール”もここで観ました。
前作は、青春ドラマ風でしたが、2作目は結構重いテーマ。でも、そこは井筒流におもしろく盛り上げてくれました。この映画の舞台は1970年代の始めごろの東京です。ちょうど僕が大学に入学して東京に出てきたのが、1973年ですから、いやあ~、映画のなかに出てくる話題や出来事が懐かしかったですね。パピヨンというスティーブ・マックィーン主演の映画(ダスティン・ホフマンも出ていましたね)のポスターが貼ってあるシーンがあるのですが、この映画を見たのは、確か大学に入って最初の授業の日でした。
クラスの同級生(いまどうしているのかなあ)といっしょに新宿のコマ劇場で見ました。山梨の田舎から出てきたものにとって、コマ劇場の映画館は広くて、しかも指定席を知らずに、ずいぶん真ん中が好いているなあと思い、座っていたことを思い出しました。(途中で係員が確認に来て席を移動させられましたが……)
映画を観ていて思ったのですが、映画だけでなく音楽もすごいですね、耳にした瞬間にその時代に引き戻れるのですから。パッチギ!Love&Peaceでは、最後のタイトルロールに“あの素晴らしい愛をもう一度”が流れるのですが、この曲も懐かしいですね。北山修作詞、加藤和彦作曲ですよ。ちょっとぐっと来ましたね。
新しいもの、若い人受けするものがすべていいわけではなく、その世代ごとに感性を育ててくれたものがあります。とくに、音楽、映画、本、芝居……これって大事ですよね。僕は、一時期本気で、ジャズとミステリーと映画があれば生きていけると思っていました。(いまでもそう思う時があるけれども………)
前作は、青春ドラマ風でしたが、2作目は結構重いテーマ。でも、そこは井筒流におもしろく盛り上げてくれました。この映画の舞台は1970年代の始めごろの東京です。ちょうど僕が大学に入学して東京に出てきたのが、1973年ですから、いやあ~、映画のなかに出てくる話題や出来事が懐かしかったですね。パピヨンというスティーブ・マックィーン主演の映画(ダスティン・ホフマンも出ていましたね)のポスターが貼ってあるシーンがあるのですが、この映画を見たのは、確か大学に入って最初の授業の日でした。
クラスの同級生(いまどうしているのかなあ)といっしょに新宿のコマ劇場で見ました。山梨の田舎から出てきたものにとって、コマ劇場の映画館は広くて、しかも指定席を知らずに、ずいぶん真ん中が好いているなあと思い、座っていたことを思い出しました。(途中で係員が確認に来て席を移動させられましたが……)
映画を観ていて思ったのですが、映画だけでなく音楽もすごいですね、耳にした瞬間にその時代に引き戻れるのですから。パッチギ!Love&Peaceでは、最後のタイトルロールに“あの素晴らしい愛をもう一度”が流れるのですが、この曲も懐かしいですね。北山修作詞、加藤和彦作曲ですよ。ちょっとぐっと来ましたね。
新しいもの、若い人受けするものがすべていいわけではなく、その世代ごとに感性を育ててくれたものがあります。とくに、音楽、映画、本、芝居……これって大事ですよね。僕は、一時期本気で、ジャズとミステリーと映画があれば生きていけると思っていました。(いまでもそう思う時があるけれども………)
ロン・カーターのCMがカッコいい。 |
4月に立ち上げたブログ「櫻の木」の更新が止まったままでした。海外の出張があったり、仕事のスケジュールが過密だったりと、言い訳はいろいろですが、また気持ちを込めて更新しますので、楽しみにしていてくださいね。
TULLY’S COFFEEというコーヒーチェーン店があります。会社の近くにもありますので、時々利用します。最近は滅多にテレビを見ないのですが、時々流れるこのTULLY’S COFFEEのテレビCMが気に入っています。でも、関東の1都6県でしか、流れていないようです。最初は、TULLY’S COFFEEのCMかと思ったのですが、よく見るとTULLY’S COFFEEと伊藤園のタイアップによるカップコーヒーのCMでした(でも、わかります?)。
僕がこのCM気に入っているのは、ジャズベーシストでロン・カーターがこのCMに出ているからです。ちょっとラテンリズムのジャズベースを弾いているシーンの後、手にTULLY’S COFFEEを持っているところが映されて、CMは終わります。ロン・カーターが実に味わい深い表情で、思わず見とれてしまいます。背景のセットもTULLY’S COFFEEカラーのグリーンとオレンジでいい感じですね。別なバージョンではクリスタル・ケイという女性ジャズボーカリスト出ています。こちらもいいですねえ。
でもねえ、不思議なことに、TULLY’S COFFEEを飲みたくはならず、ロン・カーターやクリスタル・ケイを聴きたくなります。TULLY’S COFFEE側やCM製作者の意図とは違うのだろうけれども、これ本音です。困ったものですね!?そもそも、商品名がBARISTA’S SPECIALということもよくわかりません。

これは会社にあるロン・カーターのCD、これもいいですよ。
TULLY’S COFFEEというコーヒーチェーン店があります。会社の近くにもありますので、時々利用します。最近は滅多にテレビを見ないのですが、時々流れるこのTULLY’S COFFEEのテレビCMが気に入っています。でも、関東の1都6県でしか、流れていないようです。最初は、TULLY’S COFFEEのCMかと思ったのですが、よく見るとTULLY’S COFFEEと伊藤園のタイアップによるカップコーヒーのCMでした(でも、わかります?)。
僕がこのCM気に入っているのは、ジャズベーシストでロン・カーターがこのCMに出ているからです。ちょっとラテンリズムのジャズベースを弾いているシーンの後、手にTULLY’S COFFEEを持っているところが映されて、CMは終わります。ロン・カーターが実に味わい深い表情で、思わず見とれてしまいます。背景のセットもTULLY’S COFFEEカラーのグリーンとオレンジでいい感じですね。別なバージョンではクリスタル・ケイという女性ジャズボーカリスト出ています。こちらもいいですねえ。
でもねえ、不思議なことに、TULLY’S COFFEEを飲みたくはならず、ロン・カーターやクリスタル・ケイを聴きたくなります。TULLY’S COFFEE側やCM製作者の意図とは違うのだろうけれども、これ本音です。困ったものですね!?そもそも、商品名がBARISTA’S SPECIALということもよくわかりません。

これは会社にあるロン・カーターのCD、これもいいですよ。