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Photo Essay 櫻の木
ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
詩人・金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」
東京の桜はおおかた散ってしまいました。
桜の花が散った後は、木々の緑がまぶしく輝いています。

さて、4月11日は童謡詩人「金子みすゞ」の誕生した日です。
金子みすゞは1903年(明治36年)に山口県に生まれ、
大正末期に優れた作品を発表し、
西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されながら、
1930年(昭和5年)26歳の若さでこの世を去りました。

金子みすゞの作品に「私と小鳥と鈴と」いうものがあります。
誰にでもわかるやさしい言葉の作品ですが、
胸に響いてくるものがあります。

ショップブランディングにも通じるものがあるように感じるのですが………。

私と小鳥と鈴と

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。


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