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Photo Essay 櫻の木
ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
長野県蓼科の自然
下半期の方針発表会(社内では合宿といっています)で
長野県の蓼科に行ってきました。
会場は、JR茅野駅から車で約30分のところにある
蓼科フォーラムという東京商工会議所の研修所です。

研修所といっても、この蓼科フォーラムは
ちょっとしたホテル並みの施設とサービスです。
今回で3回目の利用ですが、食事もおいしく、
周りは自然豊かで今回も大満足でした。

方針発表会の後はおいしいディナー、そしてカラオケ、
最後は大盛り上がりの3次会まで突入………。

翌日は秋の晴天でした。
車で横谷温泉に移動し、
川のせせらぎを聞きながら温泉を堪能しました。
身も心も癒されて、よかったあ。

蓼科3
 山栗が落ちていました

蓼科2
 秋の花「コスモス」です

蓼科1
 蓼科フォーラムの近くで見つけた「あけび」

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下半期方針発表会で長野県蓼科へ
今日の東京は、秋らしい気持ちのいい天気でした。
昼間はまだ少し暑さを感じますが、
朝夕は涼しく、草むらから聞こえてくる虫の音を耳にしますと、
秋が日増しに深まっていくのを感じます。

クエストリーは、9月で上半期を終え、10月から下半期に入ります。
下半期に入るに当たり、
明日の午後から下半期経営方針発表会を行います。
場所も、東京を離れ、長野県の蓼科にある研修所を使います。

3月末の年度方針発表会と9月末の下半期方針発表会は、
クエストリーにとって、そして僕にとって大事な行事です。
方針発表会とは、何を大事にして仕事に取り組むのか、
やるべきことは何か、具体的にどう行動するかを、
全員で話し合って気持ちをひとつにする会です。

僕はここ数日、その組み立てと資料の作成に時間をかけています。
日々、会社のこと、仕事のことを考えているつもりですが、
こういう機会がないとじっくりと考えを
まとめることはなかなか難しいのです。

会社で行ってもいいのではと思う気持ちもあるのですが、
会場を変えることは目に見えない効果があります。
頭の中に知らず知らずに積もっている
マンネリという沈殿物があります。
これを取り除くには、環境を変えることも必要なんだと思います。

厳しい経営環境のせいでしょうが、
“理屈は要らない具体策は何か、どうしたら売上が上がるのか”
それに対するお答えを求められます。
もちろん具体策やハウツウは必要です。
でも同時に共に働く仲間と目的をひとつにすることはとても重要です。
いかがでしょうか?


11月度ショップブランディング・セミナーの開催
11月19日(水)に東京国際フォーラムで
ショップブランディングのセミナーを開催いたします。

過去16回開催してきましたショップブランディング・クラブの
メンバーズ定例会を発展させたセミナーです。
これまでのクラブはどうしても同じ業界、業種の方々の
参加になってしまいました。
このセミナーは、業種も規模も問わず、
店をブランドにすることに関心がある経営者の方々の参加を募ります。

さて、セミナーのテーマは「独自性が店をブランドに育てる」です。
セミナーの案内には次のようなことを書かせていただきました。

「ショップブランディングが目指すのは、
店ならではの価値を提供することにより、
結果としてモノが売れる店の仕組みです。
店が提供することが出来る価値は
視点を変えればたくさんあります。
そのひとつが、今回のテーマである「独自性」です。
他との違いを競うのではなく、
あなたの店でしか出来ない価値を提供することです。」

独自性はブランディングにおいて極めて重要です。
いや、これなくしてブランディングはありえないといっても過言ではありません。
しかし、このことの重要性に多くの経営者は気がついているのにもかかわらず、
その具体的な実践においては、まだ確信を持てないのも事実です。

今回のセミナーでは、参加者にこの確信を持ってお帰りいただくために、
いろいろな準備をしています。
詳細はまた、ご紹介させていただきますが、
まずは、セミナーの開催のご案内でした。


人間の持っている際限のない欲望
今年は台風が少ないなあと思っていましたら、
台風13号が四国沖を東へ進んでいるようです。

今日は、東京も朝から曇り空で、
時おり雨が降ってきるという不安定な天気です。
夜半から明日にかけて激しい雨が降るようです。

台風のコースに当たります地域の方々は、
土砂災害、川の増水や氾濫、低い土地の浸水にお気をつけください。

さて、アメリカ発の金融危機が世界経済に深刻な打撃を与え始めています。
先行きは予断を許さない状況です。
米連邦準備理事会(FRB)による救済措置により、
スパイラル的に金融恐慌に陥っていくリスクはいったん回避されましたが、
これは抜本的な解決ではなく対症療法でしかありません。
今後も金融不安はくすぶり続けるに違いありません。

今回の金融危機の発端は、アメリカの住宅バブルの崩壊です。
私たち人間は、長い歴史の中で、バブルは行き着くところまでいくと、
必ずはじけるということをわかっていながら、同じことを繰り返してしまいます。

人間の持っている本性といえばそれまでですが、
“人よりもたくさんのお金が欲しい、いい暮らしをしたい”という欲望が
それを見失わせるのだと思います。
そういう意味では、歴史は繰り返されるのが当たり前かもしれません。

クエストリーでは毎朝のミーティングの最後に、
石川洋さんの書かれた一言を読みます。
その中にひとつにこんなことが書いてあります。

「人の心を二匹の悪魔が狙っている。“欲”と“甘え”である。
“欲”にとりつかれると、
お金が欲しい、マイカーが欲しい、家が欲しい、別荘が欲しい。
物欲だけでなく、色欲、健康欲、権力欲、名誉欲と際限がない。
たえず、クヨクヨと欲望の種を求めてつのらせる。
“甘え”におぼれると、自分のことしかわからなくなる。
だから他人や社会のために手助けをすることはしなくなる。心したいものだ。」

足元を見つめて、本当に心したいものです。がんばりましょう。


シェルカメオ作家、アニエッロ・ペルニーチェさんが来社
9月の中旬、イタリアの著名なシェルカメオ作家、
アニエッロ・ペルニーチェさんが来社されました。

ペルニーチェさんは、毎年この時期に
日本でカメオの作品展を何ヶ所かで開催いたします。

クエストリーでは今回、高松と神戸のお店の作品展をプロデュースしました。
その高松と神戸の作品展の間に東京に来られましたので、
いま進めていますペルニーチェさんのウェッブサイトのお打ち合わせをし、
食事をごいっしょしました。

お打ち合わせの前には、小さな芸術品といえるシェルカメオの
作品を拝見させていただきました。
いつもペルニーチェさんにお会いして感じるのは、
一流の人は謙虚だということです。

アニエッロ・ペルニーチェさん
 

こころ動物病院
先日散歩をしていたら、
自宅の近くにいつ出来たのかわかりませんが、
動物病院が開業しているのに気がつきました。

人は見た目が9割という本が少し前に話題になりましたが、
店もある意味では同じです。
かわいがっているペットの具合が悪いときに、
行きつけの病院がないとしたら、
結構見た目で決めることもあるような気がします。

この病院、まずネーミングが引き付けます。
「こころ」という言葉がいいですね。
デザインは手書き風でやさしい印象を作っています。

建物は白ベースで、オレンジと薄いブルーでネーミングが描かれています。
白とブルーは清潔感をかもし出します。
そこにちょっと淡いオレンジが加わると、ほっとした雰囲気になります。
やさしいけれども熱心な先生がいるのではと思わせます。
(残念ながら、僕は先生には会ったことはありません)

周辺が交差点近くではあるのですが、
ちょっと空き地があるので、開放感があります。
でも、もっと花や植栽があったほうが、和みますね。

ちょっと気になったのは、ロゴマークというかシンボルキャラクターが
動物の足跡であったり、犬とネコの後ろ姿であったり、
欧文の店名に犬とネコの顔が入っていたりと統一感に欠けることです。
個人的には、足跡で統一してもいいのではと思います。

まあ、そんなことを考えながら、
日曜日の昼前にぶらぶらと散歩を楽しみました。

こころ動物病院2

こころ動物病院3

こころ動物病院1


ブランドの誤解② 売上が大きければブランド?
ショップブランディングのお話しの6回目です。
前回の8月28日に、ブランドに関する勘違いについて説明いたしました。
だいぶ整理出来てきましたか?

えっ、そうはいってもブランドって
売上の大きいところの話のことでしょうですって。
そうですね、ここは大事なポイントです。

時々いわれるんですよ、
“要は売上を上げることがブランドを創ることになる”とね。
でもちょっと違うんですよね。

前回説明したことを、をもう一度思い出してください。
ブランドはお客様の頭、心の中で創られるといいました。
また、ブランドには圧倒的な存在感、
何ものにも替えがたい独自性、
手に入れることによって得られる誇りと喜びがあるとも述べました。
このことと売上の大きいということとは、
必ずしも関係があるとは限りません。
業績さえ上げればブランドになるという考え方は、どうも通用しませんね。

やはり、要になるのは“新しい価値の創造と提案”ですね。
ブランドづくりは、魅力的な価値を創るところからスタートするんですね。
発信する側の“どうあって欲しいか”という願望です。
それは売上とは別なことです。

あなたの周りを見回してください。
売上の大きい商品や店があなたにとってブランドといえますか?
あるいは、店舗数の多いナショナルチェーンが必ずしもブランドですか?
違いますよねえ。もちろん売上は大事、否定するつもりはありません。
でもブランドは売上を超えたところにあります。

お客様にとっては、売上が大きいことよりも、
自分にとって価値があるかどうかの方がはるかに大事です。
売上なんか考えてはくれないんですよね。
それよりも、自分に“快”や“幸”をもたらしてくれるものを
求めているんですねえ。
生活がどのように変るのか、どう楽しくなるのかという
“価値の創造と提供”こそ、ブランドの生命線です。

でもこの“価値の創造と提供”は、自分だけそうだと思っても伝わりません。
それを形にしたモノが、
商品であれば品質やデザインや価格やサービスということになります。
店で考えればもっと複雑になります。
これらに対する評価をいかに上げるかということを
継続的に目指すわけです。
評価の結果が売上や利益となって返ってきます。


ちょっとした心遣い
昨日、銀座にある「書店ブックファースト」に本を求めに行きました。
この書店は銀座4丁目の交差点の近くの銀座コアビル6階にあります。

ワンフロア全体が書店という広い売場にもかかわらず
落ち着いた雰囲気がある本屋さんです。
幅広いジャンルの品揃えが特徴ですが、
とくに写真集やデザイン書、インテリア関連書籍が充実しています。

さて、ここで月刊誌を一冊購入してお金を払い、
領収書をお願いしたときのことです。
レジのスタッフは、会社名を尋ね、手元の紙に書いて確認しました。
領収書に自分の印を押したときに、その紙で印をそっと押さえて、
インクが他に移らないようにしてくれました。

ビニールの袋に月刊誌を入れてセロテープで留めてくれたのですが、
セロテープの端を返して留めてあり、後ではがしやすくなっていました。

クエストリーでは、サービスは
「小さな心配りと思いやりの積み重ね」といっています。
現場に小さなサービスが積みあがっている店は気持ちがいいですね。

書店ブックファースト
 テープの端がはがしやすいようにしてあります。

棟方志功
今日9月5日は、明治36年(1903年)に
板画家「棟方志功」が生まれた日です。
「板画家」は「版画家」の間違いではと
思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
棟方志功は、「版画の“はん”を版ではなく
板と書いてハンと読ませる。
それは板の性質をちゃんと使うためであり、
版だとそれを半分にしていることになるからだそうだ」といい、
生涯に渡り「板画家」といい続けました。 

青森市で鍛冶屋を営む棟方幸吉・さだの
三男(9男6女)として生れた棟方志功は、
幼い頃から弱視でしたが、絵を描くのがとても好きな子供でした。

18歳の時、友人宅で文芸誌「白樺」の挿し絵に使われていた
ゴッホの「ひまわり」と出会い、
そのヒマワリの生命力と存在感に圧倒されました。
「ワだば、ゴッホになる!ワだば、ゴッホになる!」
と誓った棟方志功は、油絵の道にのめり込み、
21歳のとき上京しました。

ところが、コンクールに落選する日々が続き、
3年、4年と時間だけが経っていった頃、
画家仲間や故郷の家族は、
しきりに有名画家に弟子入りすることを勧めました。

しかし、棟方志功は「師匠についたら、師匠以上のものを作れぬ。
ゴッホも我流だった。師匠には絶対つくわけにはいかない!」といったそうです。

やがて棟方志功は、日本にはゴッホも高く評価した
木版画があることに気づき、その道にはいっていきます。
その後の活躍は、皆さんもご存知の通りです。
僕も5年ほど前に、青森市にあります
棟方志功記念館で作品を観て感動しました。

棟方志功は1975年72歳で永眠するのですが、
死を予感したのか、亡くなる前年に自分の墓の原図を描いていました。
それに忠実に作られたその墓は、
なんと敬愛するゴッホの墓と全く同じ大きさ、デザインのものでした。
前面には「棟方志功 チヤ」と夫婦の名を刻み、
没年には永遠に生き続けるという意味を込めて
「∞」(無限大)と彫り込まれています。

最後に棟方志功が板画について残した言葉をご紹介します。
愛シテモ、アイシキレナイ。
驚イテモ、オドロキキレナイ。
歓ンデモ、ヨロコビキレナイ。
悲シンデモ、カナシミキレナイ。
ソレガ板画デス。

ひとつのことを愚直なまでに追い求めた棟方志功、
実はショップブランディングも同じではないでしょうか?

棟方志功1
 弁財天妃の柵 1965年

棟方志功2
 いろは板画柵 1952年


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