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Photo Essay 櫻の木
ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
映画「僕のミライへ逆回転」を観る
先週の土曜日(このところ土曜日は映画デーになっています)、
日比谷のシネシャンテで「僕のミライへ逆回転」を観ました。
好き嫌いはあると思いますが、僕はおもしろかったですね。
僕のミライへ逆回転

監督はミシェル・ゴンドリー、出演者はジャック・ブラック
(ロックンロール・ハイスクールという映画の主役です)、
モス・デフ(ラッパーだそうです)、
ダニー・グローバー(リーサルウェポンに出ていた)、
ミア・ファーロー(ローズマリーの赤ちゃんの大女優です)、
シガーニー・ウィーバー(エイリアンの名女優です)など多彩です。

舞台は街角の小さなレンタルビデオ店。
ダニー・グローバーが演じる店長は、
いつ取り壊されてもおかしくないがビデオ店が、
往年のジャズピアニスト
「ファッツ・ウォーラーの生家であることが一番の自慢です。

ジャック・ブラック演じる常連のジェリーが体に磁気を帯びて来店すると、
ビデオの内容がすべて消去されてしまいます。
困ったジェリーと店員のマイク(モス・デフ)は、
その場しのぎでリメーク映画を作り始めます。

スウェーデン製と銘打ってビデオを店に並べると、
これが大人気となるから笑えます。
しかし、ハリウッドの幹部が来て、
著作権法違反だとビデオを没収してしまいます。
ジェリーたちは、だったらオリジナルで、
ウォーラーの伝記映画を作ろうと呼びかけます。
撮影は近所の住人を巻き込んで、ますます熱を帯びていきます。

僕のミライへ逆回転2

ちょっとネタばれになってしまいますが、
ファッツ・ウォーラーの生家というのは、嘘なのですが、
映画づくりに巻き込まれていった住民は、
“実はおじいちゃんがウォーラーをよく知っていた”、
“ウォーラーが教会でピアノを弾いていたらしい”、
“ウォーラーを助けたことがある人がいる”などと、いい出すのです。
このシーンが一番おもしろかったですね。

嘘だけど信じると、みんなのパワーが集まって
本当に映画づくりが始まるのです。

ちなみにファッツ・ウォーラーは
1904年ニューヨーク生まれの実在のジャズピアニスです。
6歳でピアノを始め、15歳でアマチュア・コンテストで優勝、
その後、本格的にピアノを学び、1922年に録音活動を開始します。
数多くのシンガーやプレイヤーとツアー活動を行ない、
ジャズ史上に多大な影響を与えました。

映画でも何回か出ますが、
1943年12月15日カンサスシティを走行中の車中で死去しました。 
映画では彼の歌声や演奏が流れます。
いい雰囲気ですね。

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自信回復の10の処方箋
今日の東京は爽やかな秋晴れの一日でした。

今朝の日本経済新聞は、大手小売店の8月中間決算を伝えています。
総合スーパー(GMS)や百貨店が二桁の減益という報道です。
コンビニはタポス効果で一息つきましたが、これも一時的なこと。

先ほどグーグルを見ていましたら、
日本百貨店協会が17日発表した9月の全国百貨店売上高は、
前年同月比4.7%減の5,240億円となり、
7ヶ月連続で前年実績を下回ったとのこと。

どうも従来の百貨店という業態そのものが、
もう無理なのではとも思えます。

毎日報道されるジェットコースターのような株価や円の動き、
個人消費の低迷、景気後退……
明るいニュースが見当たりません。

こういう状況に対して、心理的に落ち込み、
自信を失っている経営者も少なくありません。

そうですよね、自分に自信がないときや、
仕事に自信を感じなれないときってありますよね。
当然、自信がないとモチベーションは上がりません。
気持ちがマイナスのほうに向かってしまいます。

そんなときに皆さんはどうしていますか?
経験的に個別の対処法をお持ちでしょうが、
こんな自信回復の10の処方箋はいかがでしょうか?

①他と比べない、競わない。すべての悩みは比較から生まれます。
②いま、目の前にある出来ることを、一生懸命やる。
③自分の強み、魅力を書き出してみる。書くことが大事です。
④NOという勇気を持つ。断ることに躊躇しない。でも、ていねいに。
⑤やろうとしていることを、小さな単位に分けて取り組む。
⑥弾みをつけるために、まずは自分の好きなことに取り組む。
⑦少々問題ありでも、よかった、よかったを口ぐせにする。
⑧過去にうまくいったときのことを思い出す。懐古趣味にならずに…。
⑨許せない人やコトを許してみる。許すことは、自分自身を解放すること。
⑩マスコミのニースや報道は研究するけれども、基本的には無視をする。

まあ、人間ですから、悩んだり、迷うことは当たり前です。
悩み、迷いが悪いのではなく、
これにとらわれすぎることに問題があります。

おいしいものを食べて、飲んで
たっぷりと睡眠を取るというのも、お勧めいたします。
休日はゆっくり休んで、また一週間、がんばっていきましょう。

ぷり
 自信回復ではないけれど、
 いやしではネコが一番(我が家のぷりです)



お客様の頭の中で創られるブランドイメージ
ショップブランディングのお話しの7回目です。
これまでも何回か述べてきしたが、
ブランドは発信者側がそう思っても、
受信者側がブランドと感じてくれなければ、ブランドとはいえません。

お客様の頭や心の中で創り上げられるのがブランドです。
ではそれは何から出来上がるのでしょうか?
受信側は、発信者側が育てようとしているブランドを
何らかの接点での体験を通じて認知します。

この接点は実に様々。車のブランドを例として挙げてみましょうか。
まずはネーミング、ロゴマーク、カラー、シンボルキャラクター。
当然、広告や宣伝、キャンペーン、イベントもあります。
車好きならば専門誌の批評も参考します。知人の口コミも重要。
販売店の雰囲気も大事、社員の印象も決め手になります。
………もう切りがありません。

接点とは発信側の思いを形にしたものです。
受信側のお客様は五感を通じて、
この接点での体験から受けた印象を
その人なりに漠然と総合し、ひとつのイメージを創り上げていきます。

頭の中にひとつの景色が生まれるわけです。
もちろん一度に出来上がるブランドはありません。
接点における数々の体験が重なってイメージが生まれます。

ということは、ブランドには終わりがないということですね。
ゴールは常に先になります。
企業の不祥事でもろくも崩れ去ったブランドが最近目立ちます。

もしかすると、うちのブランドは
永遠だと勘違いをしてしまったのかもしれませんね。
圧倒的な存在感、他では味わえない独自の世界、
これを追い続けることがブランドの使命ともいえますね。

ブランドイメージは普遍ではありません。
ここまでくれば安泰ということがありません。
だからこそ、“顧客の期待を裏切らずに顧客への約束に応え続けること”、
“顧客との間に長期的に揺るがない
精神的な関係を築き上げること”がブランドを育てる道なのですね。

揺るぎのない精神的な関係とは、
いい換えれば“絆”のことです。奥が深いですね。

ジャガー
 これはジャガーのエンブレムです

ベンツ
 これはベンツのエンブレムです。

国立新美術館の「ピカソ展」
先週の土曜日、国立新美術館で開催されている
「ピカソ展」に行って来ました。

巨匠パブロ・ピカソ(1881年~1973年)は、
91歳で亡くなるまでに、青の時代、キュビズム、
新古典主義、さらにはシュルレアリスムと
常に新しい表現を模索し続けた芸術家です。

パブロ・ピカソ

どうしてここまで変貌することが出来たのか?
それが知りたくて出かけていきました。

今回の展覧会には、ピカソの作品が約170点展示されていました。
年代別に展示されているので、その変化がよくわかりました。
ピカソは自分の心のおもむくまま
自己の表現の可能性を追求してきただけなのでしょうが、
その多様性に満ちた作品は実に見ごたえがありました。

心のおもむくままではあるのですが、
ピカソに大きな影響を与えたのはピカソの愛した女性たちです。
生涯に多くの女性を愛したピカソですが、
実際に恋愛関係にあった女性は
わかっているだけで10人近くいるようです。
そのうちの2人の女性と正式に結婚し、
3人の女性との間に4人の子どもをもうけています。

女性への愛情が、作風を変化させる
ひとつの要因であったことは間違いない感じです。
女性からインスパイアされて作品を制作していたのでしょう。
ピカソ自身も「私は恋愛の情にかられて仕事をする」と語っています。

しかし、亡くなる直前の作品の何と力強いことか……。
正直、この作品は何だろう、と思うものも少なくないのですが、
20世紀の美術界に革新を起こし続けた
一人の芸術家のパワーを強く感じました。

国立新美術館
 なだらかな曲線が美しい国立新美術館

ピカソ1
 泣く女 1937年の作品


映画「東京ソナタ」を観る
10月9日(木)の夜8時過ぎ、
ちょっとハードな仕事が続いて疲れがたまっていました。
仕事が一息ついて、週末に観たい映画をチェックしていると、
銀座のシネカノンで「東京ソナタ」が
20時55分から上映されることがわかりました。
よ~し、というわけで観に行って来ました。
こういうときに会社が銀座に近くてよかったなあと実感します。

「東京ソナタ」は会社をリストラされた父親を中心に、
秘密を抱えた空中分解寸前の佐々木家の家族4人が、
それぞれの体験を通して、再生の兆しを見せるまでを描いた作品です。
今年の仏カンヌ国際映画祭
「ある視点」部門で、準グランプリである審査員賞を受賞した作品です。

予告編の後、すぐに上映が始まり、終わったのは23時
見終わって思わずため息をついてしまいました。
派手なシーンや演出はないのですが、実に緊張感のある映画でした。
監督の黒沢清氏は、
アカルイミライ(2003年)やLOFT(2006年) などがあり、
ホラー的な印象のある監督です。

「東京ソナタ」はホラーではなく、
極めていま的な話題を取り上げておりますが、
家族の中にくすぶるものを淡々と描いているのが怖い。
このところ、アメリカ発の金融危機が世界を駆け巡っていることもあり、
父親のリストラの場面、再就職活動の様子は実に現実味がありました。

最後に次男が弾くドビュッシーの「月の光」は美しい曲ですが、
この映画同様、独特の緊張感があります。

父親役の香川照彦、母親役の小泉今日子が実にうまいなあ。
とくに小泉今日子の存在感ある演技は
キョンキョンを知っている世代としては驚きました。

好き嫌いは分かれますが、個人的にはおすすめの映画です。

東京ソナタ1
 長男を演じている右端の小柳友はブラザートムの息子

東京ソナタ2
 ドビュッシーの「月の光」、美しい曲です

東京ソナタ3
 香川照彦は、女優浜木綿子さんの息子さんです


建築家、安藤忠雄氏の講演会
10日(金)の18時から、建築家の安藤忠雄氏の講演会が
法政大学であるというので、行ってきました。

久しぶりに大学の構内に入りました。
僕が大学生だったときから数えるとすでに30年が経っていますが、
大学の雰囲気って案外変わらないものですね。

当日の参加者は僕の整理番号が718番でしたので、
おそらく750人は越えていたと思います。

安藤忠雄氏はご存知の方も多いと思いますが、
1941年、大阪生まれ、詳しい説明は省きますが、
世界的に評価が高い建築家です。

講演会のテーマは「可能性は自分で作る」
ご自分のこれまでの建築家としての仕事を紹介しながら、
学生たちにエールを贈るという感じの講演でした。
講演で話されたことを紹介いたします。
(メモを取っていないのでニュアンスは少々違うかもしれませんが…)

「誰でも出来ることをやってもしょうがない。
まわりが“本当にできるの?”っていうことをやらなきゃ。
私は無理だといわれたり、難しいと感じることをやってきた。」

「自分でおもしろいと思うものを探していかないとつまらない。
そういう気持ちでいると、私のように学歴も社会基盤もない人間にも
仕事をさせてくれる人が出てきた」

「一日中、コンピューターに向かって仕事をしている
建築家や設計家はろくなもんじゃない。
街に出かけていって、人を観て、
もっといろいろなことを感じなければダメ」

「イタリア・ローマのパンテオンを見たときは、
初めは単におもしろそうだなあという感じ、
2度目は天井から落ちてくる光の美しさを表そうとしたんだなと思った。
3度目、そこを訪れたときは、
そこから聞こえてきた讃美歌の合唱を聞いて胸がじんときた」

「好奇心がない人間は建築家に向いていない。
視察に行っても日本人はここはだめですといわれると素直に従うが、
韓国や台湾の視察の人たちはダメといわれると何かあるだろうと、
そこを一生懸命見ようとする」

「建築は人の心の琴線に触れなければならない」

独特の大阪弁の安藤さんの話を聞いていると、
学生だけでなく僕も元気が出てきました。

安藤忠雄
 建築家、安藤忠雄氏、67歳、若いなあ!


お店の独自性ってなんだろう?
今日の東京は9月の陽気だとか、
ちょっと外出をするだけで汗ばんできます。
それでも朝夕は冷え込むので、
ちょっと油断をしますと風邪を引いてしまいます。
皆様もご用心してください。

11月19日(水)にショップブランディング・セミナーを開催いたしますが、
今回のテーマの「独自性」、
これってなかなかわかるようでいて………?というお声を耳にします。

「独自性」というと難しく聞こえますけれども、
店の「強み」といってもいいですね。
あなたの店の商品で特化している部分やサービスで優れている点を
様々な角度から掘り出し整理することです。
強みのない店や企業はありません。
眠っているか、気がついていないだけのことです。

この「強み」を明確にして、
市場に向けて「独自性」として転換していくことが、
店がブランドになり、儲かり続ける仕組みに変わることなんです。

ただし、よく考えなければならないのは、
その「強み」や「独自性」が市場で通用するかどうかです。

例えば、“厳選した商品”や“地域密着のていねいな接客”といっても、
それは商売をするに当たっての基本要素であるので、
お客様から見てあまりにも当たり前すぎて、
心が揺さぶられないのです。

資本力に勝る大手はこのあって当たり前のことを、
(本当かどうかは別として)
大量の広告や販促を通じて
自社の強みとして発信し、市場の標準にしてしまいます。
当然、あなたの店の強みは、その標準の中に紛れ込んでしまうのです。

強みや独自性はお客様から見たら「期待感」です。
お客様から見て期待感が感じられない「強み」や「独自性」は、
厳しいいいかたになりますが、ないに等しいといえます。

あなたの店の「強み」、「独自性」は何ですか?
本気で考え、本気で実践する時期に来ていますよ。


「ケーニヒスクローネ」三ノ宮NEXT店
出張で神戸に行ってきました。
以前は新幹線で行っていたのですが、
最近はスカイマークエアーラインで神戸空港を利用しています。
神戸空港からはポートライナーで三ノ宮に18分ほどで行くことが出来ます。

三ノ宮商店街を歩いていると、
「ケーニヒスクローネ」の三ノ宮NEXT店がありましたので、ちょっと入ってみました。
ケーニヒスクローネは神戸を中心として展開しているドイツ菓子の専門店です。
長い歴史があるという印象でしたが、
創業は昭和52年だそうです。
関東では百貨店に出店しますが、
神戸発のお菓子屋さんとして関西では人気があります。

ケーニヒスクローネはドイツ語で「勝利の王冠」を意味するのだそうです。
王冠をかぶったくまのキャラクターがシンボルマークですね。
このあたりはショップイメージが上手に確立されています。

有名なのは、「クローネ」というパイです。
フレッシュバターを十分に練り込んだ生地を、
1本ずつ丹念に手作業で巻いて焼き上げ、
ぎっしりクリームを詰めたパイです。

アルテナというお菓子もよく知られています。
美濃焼きの壷に入ったアルテナはヒット商品です。
土鍋入りのアルテナもあることを今回知りました。

ドイツ菓子でありながら日本のものとの組み合わせがユニークです。
他にもベルリンやドレスデンという
ドイツの地名にちなんだメニューがありました。

ケーニヒスクローネマーク  
ケーニヒスクローネのシンボルマーク


ケーニヒスクローネ店舗2
手前がショップ、奥が喫茶コーナーです


ケーニヒスクローネ店舗1
 ケーニヒスクローネ・三ノ宮NEXT店


おにぎりの店「銀座・十石」を経営する和僑商店の葉葺社長
先日、11月19日(水)に東京国際フォーラムで開催する
「11月度ショップブランディング・セミナー」について書きました。

今回のセミナーで特別講演をお願いしているのが、
おにぎりの店「銀座・十石」を経営する和僑商店の
代表取締役の葉葺正幸氏です。

先日、講演のお打ち合わせのためお会いしました。
ご商売に対する考え方、ブランドの在り方、
社員さんとの関わり方、新しく立ち上げる麹(こうじ)のお店のことなど
いろいろとお話しをお聞きしましたが、あっという間の2時間でした。

大学卒業後に勤めた新潟の商社の社内起業塾の第一期生として
おにぎり店のチェーン展開というプランを企画し、
27歳の若さで新規事業の立ち上げの責任者に抜擢されたそうです。

しかし、葉葺社長は、米どころの新潟で生まれたせいもあり、
おにぎり自体はあまり好きではなかったそうです。
そして、起業するにもかかわらず、
大の男が一日中、おにぎりを作っていて
本当に幸せを実感できるのかと真剣に悩んだそうです。

その後の、銀座・十石の立ち上げの経緯、立ち上げ後の迷いと悩み、
6店舗を開業した後の方針転換………いろいろとあったようです。

そしてたどり着いたのが、
「おにぎり屋はご飯に合う食材の目利きである」という考えです。
おにぎりは「人と出会うためのツール」と気がついたときに
おにぎりというものの素晴らしさが実感できたといいます。

葉葺社長は、「日本人でよかったな、と思える瞬間を提供してゆくこと。
それが私たちの理念であり、事業の根幹です」と語ってくれました。
葉葺社長のこの理念の先には、
おむすび屋が家を売るということが見えているそうです。

ぜひ、11月19日(水)のショップブランディング・セミナーで
葉葺社長の講演をお聞きください。

葉葺社長
 株式会社和僑商店 
 代表取締役 葉葺正幸氏


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