fc2ブログ
Photo Essay 櫻の木
ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
モノを手に入れても、幸せを実感できない時代
7月10日に「本当にモノが売れないでしょうか」ということを書きました。
今回はその続きです。

以前は、モノを手に入れること、モノが多いことが幸せをはかる物差しでした。
モノを手に入れることにより、幸せを実感できたのです。

この時代は、大量生産、大量消費ということが通用したのです。
求められた経営センスは、どこよりも早く、売れ筋を大量に集め、
広告・販促を大量に打つというものでした。
しかし、いまはこの手法は効果がなくなってきています。

いまは、モノがあふれ、必要なものは揃ってしまった時代です。
モノが豊かになると、消費者はモノは欲しくないと感じています。

モノがあふれ、豊かになった消費者は満腹状態です。
だから、欲しくないものは売れません。
モノを買ってもらうためには、いままでのやり方では通用しません。

さらに、原油、原材料の高騰により、
消費者の諸費マインドが急速に冷え込んでいるのですから、
本当に売れません。

それではどうしたらいいかというと、
欲しいという感情を創り出していくしかありません。

何か欲しいという気持ちにさせるには、感情に訴えることです。
もっと簡単にいいますと、
ドキドキ、ワクワクした気持ちになっていただくということです。
心が揺さぶられたときに、欲しいという気持ちが生まれます。

モノの機能や価格をいくら説明してもドキドキ、ワクワクしません。
モノが持っているバックストーリーを語ることがひとつの方法です。
これが「物語マーケティング」という手法です。

もうひとつは、モノとの出逢いや使用した経験を語ることです。
これが「体験型プロモーション」という手法です。

物語と体験の組み合わせは、パワーがあります。
消費者の感情に働きかけ、心を揺さぶり、
それを再現するモノが欲しいというプロセスを作り出します。

いま話題の「iPhone」もアップル社の持っているエンターテインメント性、
スティーブ・ジョブズの生み出すものは革新的という
物語が消費者の頭の中に刻み込まれているからだと思う。

スポンサーサイト






この記事へのコメント


コメントする


この記事へのトラックバック

トラックバックURLはこちら: http://sakuraman.blog90.fc2.com/tb.php/69-c540ad5d


 HOME