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ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
違いの創造が利益の原点
ショップブランディングについて、少し連続して書こうと思います。
今回から3回は、小売店を取り巻く現状についてまとめます。
今回のその1回目、タイトルは「違いの創造が利益の原点」です。

いまでもよく受ける質問があります。
“よそでは何が売れているのか”、
“何が流行っていて、何が当たっているのか”
これらは、いいとこ取り競争、負けたくない競争です。
物事の判断や行動の基準が“他店”になっているのです。

ニーズ(需要)が十人一色の時代は、
最大公約数を狙うことが一番の方策でした。
どこよりも早く、大量に品揃えをし、
大量の宣伝広告を行えば、モノが売れました。
売れなくて残っても安くすれば処分出来たのです。

この感覚が忘れられなくて、
いまでも価格を下げることが売上確保の一番の方策だと
信じている経営者の何と多いことでしょうか?

時流対応が経営の基本であることがよくいわれますが、
実際にはその本質とは違った
表面的なとらえ方の場合が多いのではないでしょうか。
それは、モノとやり方のみの時流に乗る経営です。

これが創り出したものは、同質化の競争です。
このモノとやり方のみの時流を軸にした同質化の競争は、
泥沼にはまっていくようなものです。

表面的な時流対応の経営とは、
“他と同じことをやりながら勝負をする”ということです。
同じモノを売っているのならば、
必ずスケールメリットを持っているほうが勝ちます。
スケールメリットを追求していくということは、
他のスケールメリットを凌駕しなくてはならないということです。
量を追ったものは必ず量で苦戦し、衰退します。

量と価格を追求していく経営は、消耗戦となります。
その結果、勝つのは1店舗だけです。
売上や利益やシェアといった数字が経営の原動力であり、
お金を中心にしてまわっている経営といえます。
そこを目指すのも選択のひとつですが、
利益なき勝利になるケースが少なくないことを覚悟の上です。

反面、他がどうであろうとも、自店でしか実現出来ない価値を追求し、
存在感を高めることに力を注いでいる店があります。
“違いの創造が利益の原点”です。
店ならではの付加価値が顧客に支持されるのです。

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