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ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに……コンサルティング会社の社長の日々雑感
モノを手に入れても豊かさを感じない時代
ショップブランディングの3回目の解説です。
今回の現状の分析は終了です。
タイトルは次の通りです。
「モノを手に入れても豊かさを感じない時代」

売れない、業績が上がらないのは
景気や環境や条件のせいだけではありません。

それは店の経営が、お客様の支持や市場の支援を受けることが
出来なくなっているということです。厳しいいい方ですが、
店の商いやビジネスの在りように問題があるのだと思います。

時代は成熟という変化を遂げました。
生活に必要なものはひと通り揃っており、
人々は暮らしには困っていません。

モノが過剰と飽和状態になっている状態です。
消費者は、たくさんの経験や情報から、
自分にとって必要のないモノを手に入れて、
後悔をするようなことをしたくないと感じています。

かつてはモノを手に入れることにより、
幸せを実感することが出来ました。
モノが豊かさの尺度だったのですね。

しかし、いまはモノを手に入れても幸せだなあとなかなか感じられません。
むしろ、モノを減らしてシンプルに暮らしたいと考える人が増えています。
モノよりも自分を豊かにするコトを求めています。

極端にのどが渇いている状況ではどんな水かは問われません。
問題はのどを潤すことだからです。
冷えていることや、入っている器は関係ありません。

ましてやいまのように、六甲であったり、白州のものであったり、
フランス産ということはまったく必要ないのです。
とにかく飲めればよいわけですから………。

いまミネラルウォーターが売れています。
ある試算によると水道水の2千倍という価格にも限らずです。

なぜでしょうか
それはお客様がいま売れているミネラルウォーターに
価値を感じているからです。
かつては“苦”や“不便”を減らすことで消費が発生していたのですが、
いまは“快”や“幸”で、消費が動いているのです。

お客様が求めているのは、モノそのものの機能だけではなく、
モノを手に入れることによって得られる心の満足や生活の豊かさです。

それを決めるのは、売り手ではなく、お客様自身であり、
その価値の選択の的は小さくいつも動いています。
従来のような最大公約数のマスのニーズは減ってきているのです。


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